こんにちは。お久しぶりです!
施工管理の早坂です。
今回は、皆様のお家に必ずと言って良いほどある「スイッチ・コンセント」について書いていきたいと思います。
目次
ご自宅のスイッチ・コンセント 意識したことありますか?
皆様は、ご自宅にどんなスイッチ・コンセントがついているかご存知ですか?
毎日のように触れているのに、意識したことがある方は少ないのではないでしょうか。
おそらく、ほとんどの方のお家には↓の画像の①か②のどちらかのものが使われているのではないでしょうか。
この器具はパナソニックが出している商品で、
①「フルカラーシリーズ」②「コスモシリーズ」という名称で販売されています。
友達のお家やホームセンターなどでもよく見かける器具かと思います。
実は、日本におけるスイッチやコンセントなどの配線器具はパナソニックがシェアの約8割を持っており、ほとんどのお家のスイッチ・コンセントがパナソニックの製品になっているんです。
パナソニックの配線器具はシェア1位というだけあって、スイッチ・コンセントだけでなくTV、電話などの機器の種類がとにかく豊富なので、どんなお家にも適応できてしまいます。
しかも、器具本体とプレートまで一式そろえても数百円~と値段が安いというのもありがたいですよね。
さらには、昭和40年代のコンセントを現在のものに入れ替えても壁の穴がそのまま利用できるなど、施工の互換性も驚くほど高いのです。
このように私たちの中ではすでに、「スイッチ・コンセントと言えばあの形」という様になっているからこそ、特に気にしたことがない人が多いのではないかなと思います。
そんな、欠かせないけれどあまり重要視されることのない・・・空気のような存在の「スイッチ・コンセント」ですが、リノベーションやリフォーム、新築など、お家づくりの際に知っておいた方がためになる器具もたくさんあるので、紹介していきたいと思います。
消し忘れ防止の定番!ほたるスイッチとパイロットスイッチ
「スイッチがどこにあるのかわかない」という問題や、「あそこのスイッチはよく消し忘れる」という悩みを解消してくれているのが「ほたる・パイロットスイッチ」になります。
それぞれの機能は、
ほたるスイッチ:【切】の時に光っているスイッチ
パイロットスイッチ:【入】の時に光っているスイッチ
になります。
ほたるスイッチは、主に廊下やトイレ等、暗い時にスイッチを入れることが考えられる場所で使用します。
コスモシリーズでは、緑色に光ります。
暗い廊下を歩く際に、照明のスイッチ自体が光ってくれていれば安心ですよね。
パイロットスイッチは、主に換気扇やポーチ灯などオンオフをはっきりさせたいものに使用するスイッチになります。
コスモシリーズでは、赤色に光ります。
付けていると目立つ色で光ってくれるので、消し忘れが多い場所に使うと消し忘れ防止をする事ができる便利なスイッチですね。
様々なシーンに対応できる便利さ!調光スイッチ
続きまして、お家の照明の光をおしゃれに調節したいと思ったことはありませんか?
よくカラオケボックスなどで、光量を調節できるスイッチがついているのを見るかと思います。
こちらがその調節を可能にする「調光スイッチ」になります。
つまみの下にある部分がオンオフのスイッチになっていて、つまみをひねることで光量を変えられる仕組みになっています。
照明と配線器具によっては、光の色を調整できるものもありますので奥が深いです。
デザイン性で選ぶ!個性的なスイッチ・コンセントたち
その他パナソニック製ではない個性的なスイッチ・コンセントたちを2つ紹介したいと思います。
【JINBO】NKシリーズ
こちらのNKシリーズはリノベーション・リフォームで良く事例に上がっていることが多い商品です。
直線的なデザインがカッコいいですよね!
寝室や書斎等、一部屋だけNKシリーズでそろえるというのも良いと思います!
NKシリーズはパナソニックのフルカラーやコスモシリーズではないブラック色が選べるのが特徴です。
【トグルスイッチ】
トグルスイッチは夢工房のBSRショールームで使われているスイッチです。
つまみの部分をカチッとするのが気持ち良い器具です。
見た目もとてもシンプルでモダンなので無機質なモルタルなどに合性抜群です。
これらの器具のように、個性的なスイッチコンセントをアクセントクロスの面に遊び心で使用してみるのも良いですよね。
きっとお部屋がもっと素敵な空間になると思います。
【アメリカンスイッチ】
メカっぽさを感じるスイッチが魅力のアメリカンスイッチ。
その名の通りアメリカでは、住宅、店舗、公共施設など様々な場所で使われているスイッチです。
100年以上前から親しまれている定番品とのことなので、モダンなテイストにもクラシックなテイストにも合わせやすく、さまざまなシーンで使えそうです!
電圧を切り替えたりコンセントを交換したりなど電気工事が必要なケースも
ところで、皆様のご自宅のエアコンは何KW相当のエアコンでしょうか?
実はお使いのエアコンの容量によって、コンセントも変わってくるのはご存知でしたでしょうか。
基本的に家庭用の電圧は100Vなのですが、エアコンや乾燥機、食器洗機では200Vの電圧を必要とするものもあります。
その際は、ブレーカーや配線はもちろん、コンセントも200Vに対応する器具にする必要があるので注意が必要です。
また、最近はUSB充電端子を埋込んだコンセントも販売されています。
カフェのカウンター席等で見かけることありますよね。
実は、あれを家庭でも使うことができるのです。
パナソニックでもUSB充電端子を出しているので、寝室の枕元近くのコンセントをUSBにしてしまうというのも良いですよね。
まとめ。毎日使うからこそ目的に合ったスイッチ・コンセントを
今回「スイッチ・コンセント」について紹介させていただきました。
普段何気なく使っているスイッチ・コンセントですが、こんなにも豊富な種類があることは知らなかった方が多いのではないでしょうか。
今回紹介させていただいたスイッチ・コンセントにつきましては、施工する際に「電気工事士」の資格が必要となりますので、照明スイッチやコンセントでお悩みがございましたら、是非電気屋さんや工務店等に相談していただければと思います。
もちろん、夢工房でもリノベーション、リフォームの提案と併せて電気計画もご一緒に考えておりますので、ご相談いただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!