こんにちは。すみです。
涼しくなり夏ももう終わりですね~。嬉しいような寂しいような。。。
私事で恐縮ですが、夏休みを頂いてキャンプにBBQなどなど夏らしい事をたくさんしてきました!
文明の利器に頼らず、自分たちの手でテントを張ったり、火をおこしてご飯を作ったりしました。
大自然の中で「小鳥が鳴いているね~」とか「夕日が綺麗だね~」とかそんな会話を交わしなんだか幸せな時間でございました。
さて、気を取り直して、本日は横浜市栄区S様邸のマンションリフォーム・リノベーションの様子をご紹介いたします。
目次
マンションリノベーション@横浜市栄区。和室→洋室にリフォームします!
この度のS様邸は、約70㎡ファミリータイプのマンションで行うリフォーム・リノベーション工事。
その一室である和室を洋室に改修するところがポイントで、しかも「1部屋の和室を2部屋の洋室にする」という計画がございます。
畳からフローリングに替えるのですが、実は床下の作り方が、和室と洋室とでは違う場合がございます。
マンションの場合、そういった床下地の状況を確認することが重要になってきます。
その様子を写真を交えながら時系列でお伝えさせていただきます!
畳をフローリングに張り替えるときの「床下」の作り方
上の写真が既存の畳を解体しているところでございます。
畳をはがすと「発泡スチロール」が出現いたします。こちらがいわゆる「断熱材」の役割を果たしております。
床下の冷気から守ってくれていたのですね。(そのほか遮音やレベル調整の役割もありますね)
そしてその断熱材である発泡スチロールもはがすと、、、
構造体があらわになります!! コンクリート、かっこいいです。
そして次にこちらを洋室とするため、新たなフローリングを張るための下地作りの作業を行っていきます。
マンションのリフォームに欠かせない床の「遮音性」
マンションで床のリフォーム・リノベーションを考える際に注意しなければならない事が「床下の遮音問題」です。
多くの方が住まわれているマンション。
実際「近隣の方々へ生活音が響いていないか心配」「子供の走り回る音が階下の方に迷惑にならないか心配」というご相談も多くいただきます。
そこで大切になってくることがマンションの管理規約にある遮音の基準をしっかり守り、床のリフォーム・リノベーションを進めていくということです。
「LL45」や「LL40」などといった言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これら「遮音等級」といいまして、数字が小さくなればなるほど、防音性能が高いことを示します。
(例えば、LL45とLL40を比較しますと、LL40の方が防音性に優れているということになりますね。)
マンションによって定められている遮音等級が異なりますのでご注意くださいませ!
夢工房では管理規約等も確認させていただいた上で、プランニングをさせていただいておりますので
お気軽にご相談くださいませ!
床下の遮音性を確保するための方法としましては、主に
- ① 遮音フローリングを使用する
- ② 置床設置 → フローリング張り
- ③ 遮音マット設置 → フローリング張り
(フローリングと遮音素材が一体化したフローリング)
(置床:二重床ともいわれる。防振ゴムのついた支持脚で床パネルを支え音を吸収する)
(遮音マット:置床よりも薄く、音を吸収するマット)
のような方法がございます。
この度のS様邸では②の置床設置 → フローリング張りを採用致しました!
置床を設置したのちの様子が上の写真になります。
見えているものが「床パネル=パーティクルボード」でございます。
この下に置床と呼ばれる防振ゴムのついた支持脚が縁の下の力持ちとして支えてくれております。
パーティクルボードの上にベニヤ下地を隙間なく敷き詰めてゆきます。(上の写真です。)
これで床下地が完成しました!!!この上にフローリングを張っていきます。
この度は隣の既存のお部屋に合わせて無垢の杉フローリングを施工する計画でございます。
杉は柔らかくて、踏み心地がとても気持ちいい床材です。
傷がつきやすいというデメリットもありますが、経年変化とともにその傷もいい味を出してくれます。
杉と一緒に暮らすイメージでお使いいただけたら幸いです。(個人的にも杉はとてもすきです。)
肝心の杉フローリングを張ったあとの写真は?と思われるかと思います。
傷をつけないようにフローリング施工後すぐに養生をしてしまうため、写真を撮り逃してしまいました!苦笑
大変申し訳ございません!!!汗
(大工さんのお仕事は本当に手際がよいのです、いつも尊敬しております、、、)
完成しましたらまた後日ご報告させていただきますので、楽しみにお待ちいただけたらと思います!
杉の無垢フローリングや壁の珪藻土など、自然素材が広がるリフォーム空間になる予定!
>S様と同じく「無垢の杉フローリング」を使った施工事例はこちら!
いかがでしたでしょうか。
和室から洋室にされたいというご希望は本当に最近たくさんのお客様からお話を頂きます。
今回のS様ご家族のリノベーション計画の中でもここは外せない計画の一つでございました!
「ここだけは外せない!」という軸があるのはとても強いなあと日々感じます。
その軸、つまりご自身のこだわりをお打ち合わせを重ねていくなかで、お客様と一緒に見つけて形にしてゆくのが我々の仕事です!
今後のお住まいについて思いを馳せながら、一緒にリフォーム・リノベーション計画をしてみませんか?
本日はマンションリフォーム・リノベーションのお話でしたが、もちろん戸建てのご相談も承っております。
夢工房では自社ショールームにて無料相談会を随時開催しおりますのでお気軽にお問合せくださいませ!
【今回ご紹介した施工事例を見る】
case.69 施工事例「変化を楽しむ」
【関連記事】
横浜市栄区マンションリフォーム・リノベーション現場レポ!② S様邸~完工編~
和室を洋室へリノベーション。でも“ごろん”はしたいときの「小上がりスペース」「畳コーナー」アイデア
「マンションリフォーム・リノベーション施工事例一覧」
「横浜市のリフォーム・リノベーション施工事例一覧」