こんにちは石垣です。「リノベーションを前提に中古マンションを買おう!」と思いたったはいいけれど、マンションは不動産会社に探してもらって、リノベーション会社は自分たちで探して、銀行にもローンの相談に行かなきゃ・・・などなどやることがいっぱい。そんな中今注目されているのが、中古住宅の購入とリノベーションを1社で担うワンストップという業態(という弊社もその一社ですが・・・)。それはいったいどういう業態なのでしょうか?また、業者を選ぶ際のポイントについてお伝えします。
目次
中古物件+リノベーションのワンストップとは?
一般的に中古マンションを探すときは、不動産会社に連絡して条件に合った物件を実際に見に行って気に入ったら、申し込みをし、売買契約を締結します。
そして、リノベーションをしたい場合は、そこからリフォーム会社を探して、不動産会社に再度連絡して、鍵を借りて現調して、リノベーションの条件をリフォーム会社に伝えて・・・といった流れになります。
一方で、銀行とは融資についても検討しなければならないし、ましてや不動産購入費用とリノベーション費用とどちらも銀行で融資してもらう場合は不動産会社にもリフォーム会社にも協力をお願いする必要があります。
関係者がたくさん出てくるので、調整や連絡などが煩雑な印象ですよね?そんな煩雑さを解消するのがワンストップ会社になります。
不動産のこともリフォームのことも1社で行うので、連絡などは担当者一人に連絡してもらえれば、社内共有が可能です。
ワンストップリノベーション会社のいろいろ
上記のようなメリットがお客様にあるため、ワンストップ業態の会社がたくさんあります。
ただ、一言でワンストップリノベーションといっても、その内情はいろいろです。
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① 出自がリフォーム会社
私たち夢工房のようなケースの会社です。
リフォーム業を10数年やってきましたが、最近中古を買ってリフォームされるお客様が本当に増えてきました。
その中で、こんな風にリフォームしたいと思っていたけれど、不動産会社からの説明不足などの為に思い通りにできなかったというケースもありました。
そんな事態を未然に防ぐために不動産業の免許を取得し、不動産取得の段階からリフォーム目線のアドバイスをしております。 -
② 出自が不動産会社
もともと不動産会社がリフォーム業界に進出してきたケースです。
多くは不動産を自ら買って、リフォームして付加価値を付けて、お客様に買って頂くケース(いわゆる再販物件)を扱っています。
そういった物件をモデルハウスにして、お客様を呼び込み、不動産仲介からリフォームに繋げているのが特徴です。リフォーム部分については、すべて外注していることもあります。 -
③ そもそも別会社で提携しているケース
ワンストップとは言っても別資本の会社が提携してお客様に対応します。
それぞれが専門的な分野を担当するので、担当者が複数になる可能性もあります。
そんなことはないと思いますが、将来的に会社同士の思惑が違ってきてしまった場合はどうなるのか気になるところです。
物件選びも、会社選びも。相性はひとそれぞれ
不動産を売買するのが不動産会社の仕事、その建物に手を加えるのがリフォーム会社の仕事。
とても近しい間柄に見えますが、実務での必要知識は異なります。
その上、異業種の他社となると、それぞれの立場からのアドバイスとなり、お客様自身が右往左往してしまうことも考えられます。
そういう点から見ても、お客様にとってもワンストップ会社はメリットがあります。
どんな会社であれ、ご自分と相性の合う会社を選ばれることが第一です。
ぜひ、無料相談会などを積極的にご活用頂き、快適な住まいづくりの第一歩を踏み出して頂きたいです。
夢工房ではご家族の思いを記入頂ける「夢ツナグfile」をご用意しております。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さいね!
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