夢工房らしい自然素材リフォーム・リノベーションを感じられるショールーム「横浜2号店」が、いよいよ仲町台新オフィス内に併設オープンします! そこでリフォーム・リノベーションがどんな風に行われていくのか、完成までの様子を定期的に密着レポ、リノベの魅力をお伝えしていきます! 第二回は「先行配線・配管」、「ベニヤを曲げたアール壁&ボード貼り」のレポートです!
目次
横浜ショールーム2号店に壁・天井下地ができた! 次は先行配線・配管工事
前回の記事では、住まいの骨組みとなる壁・天井の下地組みができました。
そこで行うのが「配線・配管工事」です。
各部屋のコンセント、照明の位置や、キッチン、トイレなどの給排水管の位置に、配線・配管を行っておくのがこの工程。
壁や床が出来る前に行う工事のため、「このお部屋はどんな風に使おう?」とイメージを膨らませながら、しっかり事前に計画しておくことが大事になってきます。
「この一角を書斎スペースに使おう!」
と思っても、電源コンセント差込(LAN配線・TVアンテナ)が足りず延長コードで泣く泣く「タコ足」になってしまうケースや、
「ここにお気に入りのダイニングテーブルを置いて、お気に入りのペンダントライトを吊り下げて、家族みんなで団らんできる部屋にしよう!」
と思ってもテーブルと照明の位置が合わず「芯ズレ」している、という事態にならないよう、しっかり計画しておくことをおススメします。
同様に、キッチンなどの水廻りも、あらかじめ決められた場所へ届くようにしておく必要があります!
ちなみに、ショールームの照明プランでは、折り上げた天井に照明を設置して、天井全体をやさしく照らす間接照明も設置する予定なので、そちらもお楽しみに!
壁の石膏ボード貼り! 曲線には曲げベニヤでリノベらしいアール壁!
配線・配管の計画が済むと、壁に石膏ボード(プラスターボードとも)を貼っていきます。
住宅の多くの壁の下地に使われている素材で、見た目によらず軽く、しかも簡単に切ったりすることができます。
ただその反面、あまり強くない素材のため、石膏ボードの入った壁には、基本は棚などの造作は後付けすることができません。
「ボードアンカー」という専用のねじ止めである程度の荷重のものまで取り付けられるようにはなりますが、
せっかくリノベするのですから、「棚はここ!」とあらかじめ決めておくほうがいいですよね。
石膏ボードの他、構造用合板やベニヤなど木の素材のものが主に使われます。
そして今回のショールームの一角には曲線の壁(アール)があるのですが、そこに使われているのがベニヤです!
外側にのみ石膏ボードとベニヤを貼った工程で、内側から見た様子です。
ほんのり曲がっているのが分かるでしょうか。
外側から見ると、一目瞭然!
直線は石膏ボードで、アールの部分だけに曲げたベニヤを用いています。
これをどうやってやっているのかというと、
骨組である下地の時点で曲線をつくります。
皆さん職人さんの作業に興味津々です。
設計太田さんもお手伝い。
ビス止めしながらそっとベニヤを曲げていき、
ぐいっと接着!ビス止め!
近くで見るとかな~り曲がっているのが分かります。
しなやかな木の素材ならではですね。リノベーションっぽい! そしてきれいな曲線!
引きで見ると圧巻です!
ここの壁の仕上げはすべて塗装になる予定なので、塗ってしまうとボードとベニヤの違いはもう見ることができません。
アールがあるとお部屋の表情が柔らかくなり、直線だけの住まいより変化が感じられ、空間が豊かになった気がします。
こういうひと手間の工夫が「リノベならでは」という感じがして、わくわくします!
その他のリノベらしい箇所では「室内窓」もあるんですよ!
こちらもどのようになるか完成が楽しみですね!
職人さんの経験や技術がたくさん注ぎ込まれているリノベーション
いかがでしたでしょうか。本日はここまで!
たくさんの職人さんに支えられて、リノベーション住まいが出来ているのですね。。
と、ついシミジミ感じてしまいますが、きっと素晴らしい場所になるこのショールームへ、たくさんの人に足を運んでもらいたい!
という想いがより強くなりました!
レポート二回目で壁ができました。次はいよいよ床の登場です!お楽しみに!
- ●「前回の記事:【第①回:着工しました!】横浜ショールーム2号店ができるまで」
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