

こんにちは。設計デザイナーの小林です。
最近、ワンちゃん猫ちゃんと快適に暮らすためのリノベーションをご希望される方が増えてきました。
私も愛犬と暮らしているので「お客様はもちろん、ペットたちも快適に過ごしてほしいな。」と思いながら、ご提案させていただいています。
本日は『犬との暮らし~リフォームでできる事~』をテーマに、飼い主様にとっても犬にとっても暮らしやすくなるアイデアをご紹介させて頂きます。
目次
愛犬と暮らすリノベーションアイデア4選
1.玄関先に足洗い場を設置
お散歩から帰ってきた後、玄関付近で足を洗うことができたら便利ですよね。コロナ禍以降玄関近くに洗面台を設置されるご希望を頂きますが、ペットの足洗い場としても重宝します。戸建てのみならずマンションでも、条件が合えば設置可能です。
2.足腰に負担の少ない床材選び
滑りにくい床材
床が滑ることは愛犬の足腰への負担が大きくなります。対策として滑りにくいフローリングや、フローリングの上から塗布するフロアコーティング、カーペットなどがあります。粗相をしてしまう子はタイルカーペットなど部分的に清掃できる商品もお勧めです。
⚫︎ラシッサ Sフロア耐水・ペット(LIXIL)
耐水性、抗菌性があり、ペットの足すべりにも配慮した表面仕上げなど、機能性を高めた床材。
参照・引用
https://www.lixil.co.jp/lineup/livingroom_bedroom/lasissa_taisui/
⚫︎LiveNatural for Dog(朝⽇ウッドテック)
天然木の美しさにこだわりながら犬にやさしい滑りにくさを実現した床材。
参照・引用
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/fordog/
⚫︎ワンラブフロアⅤ(DAIKEN)
小型犬の歩きやすさに配慮し足腰のことを考えた床材です。猫の吐き戻しなどに配慮し、汚れにも強さを発揮。
参照・引用
https://www.daiken.jp/product/DispDetail.do?volumeName=00001&itemID=t000100678052
こちらは一例です。夢工房ではその時々でお客様に適した商材をご提案させていただきます
2025年2月時点の情報です。
柔らかい床材
無垢の床材もおすすめです。特に杉などの針葉樹はやわらかいため、人間だけでなく愛犬の足腰の負担も軽減できます。
▶︎無垢床の種類・特徴・お手入れ方法!フローリングの違いや選び方は?
柔らかい代わりに傷つきやすいという特徴もありますが、無垢=一枚板のためメンテナンスが可能です。表面を削って塗装し直すことで、長く愛用いただくことができます。
▶︎施工事例Case.69を詳しくみる
二度目のリノベーションをされたこちらのお住まい。20年前に施工した無垢の杉床を、張り替えずに表面を研磨し、オイル塗装を施した事例です。
3.落ち着く空間づくり
急な来客時や静かにお昼寝したい時などにペットが逃げ込める場所があると安心です。階段下や押入れの下等、ペットが落ち着いて過ごせる空間を作ってみませんか。
4.外部への視線を外してストレス軽減
日向ぼっこをしたり、外を眺めたり、日差しの入る窓際は犬にとっても快適な場所です。しかし、外に向かって吠えてしまう警戒心が強い子にはかえってストレスになることも。そんな時は目隠しシートを貼ったり、窓自体を高めにつけて視線が外に行かないよう配慮します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介させていただいたのは、あくまで一例です。夢工房ではお客様のニーズに合わせて、最適なプランをご提案させて頂きます。ペットとの大切な暮らしの為にリフォームで叶えたい夢を、スタッフまでお気軽にご相談ください。