こんにちは、営業事務の髙橋です。
リフォーム・リノベ・新築を検討されている皆さま、現在、国が補助金制度に力を入れているのをご存じでしょうか？
2022年から3年連続で大々的な補助金制度が設けられており、国の本気度が伺えます…。
今回は、2024年3月中下旬（予定）から始まる国の補助金制度、住宅省エネ2024キャンペーンについてご紹介させて頂きます。
夢工房ではリノベーションをされるお客様が多いため、リフォームの場合にフォーカスを当てていきます。
実際の補助金調べや申請業務を行っている立場として、お役立ち情報をご紹介できればと思います…！
目次
住宅省エネ2024キャンペーンとは？
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて家庭部門の省エネを強力に推進を目的とした、
住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する4つの補助金事業の総称です。
国交省・環境省・経産省の3省が連携して行う補助金制度であり、各事業を併用可能することができます。
- ●子育てエコホーム支援事業（国交省）
- ●先進的窓リノベ2024事業（環境省）
- ●給湯省エネ2024事業（経産省）
- ●賃貸集合給湯省エネ2024事業（経産省）
キッチン・トイレも対象。子育てエコホーム支援事業について
主に開口部の断熱改修・水廻り設備・バリアフリー改修（段差解消や手すり設置など）の工事が対象の補助金制度となります。
※昨年のこどもエコすまい支援事業の後継制度と言われております。
対象要件・補助額について《リフォームの場合》
対象要件：ご年齢・世帯問わず対象
補助額：下限5万円～上限20万円/戸
※別途条件を満たすと、最大60万円/戸
※先進的窓リノベや給湯省エネ支援事業と併用する場合、下限2万円から申請可能
補助額は各工事内容で定められており、子育てエコホームの対象品番である場合、申請が可能です。
補助額5万円以上であれば申請ができるので、キッチンやユニットバスなど、設備を1ヶ所交換するだけでも補助対象になる可能性があります…！
【参考例】
キッチンのみ交換 補助額合計 53,000円
※住宅省エネ2024キャンペーンの対象商品である場合に限ります
- ・キッチン水栓（節湯水栓）補助額 5,000円/台
- ・食洗機 補助額 21,000円/戸
- ・レンジフード 補助額 13,000円/戸
- ・コンロ 補助額 14,000円/戸
2023年度、実際にどのくらい補助額が交付された？
昨年度の制度、こどもエコすまい支援事業と比較すると、多少の補助額の変更点等はありますが、概ね同様の内容となっております。
夢工房では設備全交換をされるお客様が多いため、補助額10万円前後が平均でした。
※設備全交換（キッチン・UB・トイレ・洗面台）の場合
キッチン対面化改修（独立キッチン⇒対面キッチンにレイアウト変更）や断熱改修に該当する場合は、さらなる補助額アップが期待できます！
先進的窓リノベ2024事業について
既存住宅における、開口部（窓）の断熱改修の補助金制度となります。
昨年から引き続きの制度で、外窓・内窓・ガラス交換・（New!）ドア交換が対象となります。
※ドア交換は、他の窓工事と同一契約で、一緒に申請する場合のみ本事業の補助対象となります
補助率が工事費用の50％相当と比率が高いので、窓改修を行う場合はマストで利用することをオススメします…！
インナーサッシの取付のみでも対象となる可能性大ですので、検討中の方はぜひご相談くださいませ。
対象要件・補助額について
対象要件：ご年齢・世帯問わず対象
補助額：下限5万円～最大200万円/戸
2023年度、実際にどのくらい補助額が交付された？
2023年度と比較すると、多少の補助額の変更点等はありますが、概ね同様の内容となっております。
マンションか戸建てかにより、窓の数やサイズも違うため、金額差は大きくありましたが、補助額20万円前後が平均でした。
インナーサッシは、比較的工事も簡単で短期間で施工が可能なため、ご採用される方が多くいらっしゃいました。
給湯省エネ2024事業・賃貸集合給湯省エネ支援事業について
高効率給湯機の補助金制度となります。
給湯省エネ2024事業
設置する高効率給湯機により、補助額（基本額）が定められております。
性能グレードや、撤去する既存給湯器の種類によって、加算額もあります。
※エコジョーズは、子育てエコホーム支援事業で申請が可能です。
- ・ヒートポンプ給湯機（エコキュート）8万円/台
- ・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機（ハイブリット給湯機）10万円/台
- ・家庭用燃料電池（エネファーム）18万円/台
※戸建て住宅：いずれか2台まで
※共同住宅等：いずれか1台まで
賃貸集合給湯省エネ支援事業
賃貸集合住宅のオーナー様が補助対象者で、導入する小型の省エネ型給湯器により、補助額が定められております。
- ・エコジョーズ
追い焚き機能なし：5万円/台
追い焚き機能あり：7万円/台 - ・エコフィール
追い焚き機能なし：5万円/台
追い焚き機能あり：7万円/台
※1住戸1台まで
申請時期・申請方法について
住宅省エネ2024キャンペーン共通（リフォームの場合）となります。
- ●契約・工事着手時期：契約日問わず。2023/11/2以降に工事に着手したもの
- ●交付申請時期（予約申請含む）：2024年3月中下旬～予算上限に達するまで（遅くとも2024年12月31日まで）
- ●提出書類：指定の規約にご署名・身分証写し等
※補助額によって、別途追加で提出する書類もございます
最後に…
いかがでしたでしょうか？
リフォーム・リノベーションの大小に関わらず、補助金を利用できることが伝わっておりましたら嬉しいです。
補助金の申請＝面倒な手続き…と思われがちですが、
補助額の試算や、申請時の必要書類の取りまとめや手続き等は工事施工業者が行いますので、お客様の負担も少ないかと思います。
必要書類にご記入や身分証の写し等の提出のお願いはさせて頂きますが、担当者よりご案内させて頂きますので、ご安心頂ければと思います。
対象品番の公開や制度の詳細等、まだ公開前の内容もございます。
随時、情報が更新されていきますので、ご不明点等ございましたら、夢工房にお気軽にご相談ください。
ユメノヒ編集部・WRITER
