皆さん、こんにちは。中尾です。
なんだか毎年暑さを更新しているような気がするほど暑いですね…
みなさん体調管理には気を付けてくださいね。
さて、今回は少し前ですが、漆喰塗りの体験をした時のレポになります。
5月に新しくできたショールームの壁は全て漆喰仕上げになっております。
職人さんの作業の合間を縫って、ご協力いただき、社員で漆喰の体験をさせていただきました。
そのときの様子とともに、あらためて漆喰の魅力をお伝えできたらと思います。
目次
漆喰について
自然素材の左官材になります。環境にも人間にもやさしい。そんな材料で、夢工房のお客様でも採用していただく方が多い仕上げの1つです。
漆喰の原材料は石になります。珪藻土に比べて表面は硬く、白く、抗菌作用があるのが特徴です。他にも、珪藻土同様に調湿機能や自浄作用も持ち合わせております。
また、「遮熱・蓄熱性能」ももっております。内装の仕上げとしてはもちろん、外壁に漆喰を使用するとその性能を発揮し、熱を遮るだけでなく、ため込んでもくれるので、夏は涼しく冬は暖かい、過ごしやすく、快適な住まいにしてくれます。
漆喰についての分かりやすい記事がございますので、詳しくご覧になりたい方はそちらも覗いてみてくださいね。
『リノベーション・新築にとり入れてみませんか?【漆喰】自然素材のすすめ②衛生的で身体にやさしいエコ素材!』
漆喰を塗る前に…
漆喰の工事は左官職人さんが行います。大工さんが作った壁や天井に、漆喰で上から仕上げても問題がないように、しっかりと下地の処理をして、塗っていきます。
下地の処理をしっかりすることで、きれいな仕上がりになり、より長くきれいな状態が保たれるようになります。
表面をきれいに仕上げても、下地の処理をきちんとしていないと亀裂が入ってしまうため、とても大切な作業になります。
↑下地処理をした状態の壁。ボードの割れ目をパテで埋め表面を平坦にし、テープを貼ることでボード同士のずれを抑え、漆喰にヒビが入りにくくなります。
いざ体験!
職人さんが下地処理をしてくださった壁に、スタッフで漆喰を塗らせていただきました。
こての持ち方、動かし方、漆喰の取り方など、手取り足取り教えていただき、いざやってみましたが、本当に難しい…
職人さんは、すいすいきれいに仕上げるのに対して、わたしはガタガタでボロボロ、ぼてぼて漆喰を落としてしまいました。
作業を続けていくうちに、すこしだけコツをつかめたような気はしましたが、とても皆様にお見せできるような出来ではなかったので、しっかりと職人さんにお直ししていただきました。笑
いつも現場のきれいな仕上がりに感謝しておりましたが、自分でやってみて難しいことを改めて実感し、より職人さんのすごさを感じました。
そんな裏側を知ると、手間と時間を掛けて仕上げて下さる分、仕上がりにどこかあたたかみを感じますね。
みなさんのお家でも体験いただけます♪
漆喰の塗り体験は、お施主様にも体験していただけます。ご自身のお住まいに漆喰や珪藻土などを採用いただければ、工事中に現場に来ていただき、職人さんに教えていただきながら体験をしていただくことができます!
お子様の手形を付けられたりして、ご家族で一つの思い出にしてくださったり、皆様楽しんで下さっております。ご希望される場合はスタッフにお申し付けくださいね。
まとめ
夢工房がおすすめしている漆喰を塗る貴重な体験をさせていただき、職人さんの技術に脱帽です。。
また、左官材は職人さんのこての動きによって模様がつくため、同じ柄ということはなく、お家ごとに唯一無二の仕上がりになります!
漆喰は環境にも人にも優しい持続可能な素材なので、材料にこだわってお住まいづくりをされたい方にはぜひおすすめしたいです。
そんな漆喰の魅力と、夢工房の誇る職人さんのすごさを少しでもお伝えできていたら嬉しいです!
今回もお読みいただきありがとうございました。