こんにちは!秋山です。
本日は日々のメンテナンス第二弾 ドア・窓編です。
今回はプラスドライバー1本あれば自分で調整できる方法をご紹介しておりますので、お手すきの際に ちょこ~っとお試しください。
それでは どうぞお付き合いください!
目次
①建具・ドアの調整とメンテナンス
ここでは 「ドアの調整方法」と「無垢材ドアのメンテナンス方法」の2つについてご紹介します。
その前にドア部品の名前を紹介します。
これってなんて呼ぶの・・・?と思っている方のモヤモヤ解消になれば~幸いです!
【アウトセット引き戸】…壁から扉が飛び出している引き戸のことです
【開き戸】
ドアの調整方法
日頃ドアの開け閉めしていると扉が開けづらくなってしまった、床に擦れてしまう・・・等ありませんか?
ご自身でも可能な、オーソドックスな開戸と引き戸の調整方法をご紹介です。
プラスドライバー1本あれば調整できるのでぜひ参考にしてみてください^^
【開き戸】
扉の名称でもご紹介しました『丁番』部分の
赤〇部分:左右調整(傾き方向)
緑〇部分:前後調整(奥行方向)
をドライバーを時計回り・反時計回りで調整をします。
【引き戸】
赤〇部分:左右調整(傾き方向)
緑〇部分:上下調整
をドライバーを時計回り・反時計回りで調整をします。
上記ドアはPanasonicさんのドアの調整方法です。
建具の種類やメーカーによっては調整方法が異なる場合がありますのでご注意ください。
他メーカーでも基本的に丁番や戸車部分に+や-の表記があるので
ドライバーを回して調整にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちょっとのドライバーの回転で建具が大きく動くので『少しずつ』がポイントです!
無垢ドアのメンテナンス
前回ご紹介した無垢フローリングのメンテナンスとほとんど変わりません。
【普段のメンテナンス】
表面の埃や塵を除去。基本は乾拭き。
お水・湿気は扉の反りの原因ですので意識してくださいね。
【汚れが大きい場合】(※オイル塗装仕上げの場合)
手垢などの油分汚れが多いかと思います。
オイルクリーナーで磨いてみて、汚れが落ちない場合は下記お試しください。
1.汚れ箇所をその周辺を細かいやすり(800-1000番ほどの極細め)で削ります。
⇒力強く削ってしまうと色ムラの原因になります。
表面を優しく削るように行ってください。
2.汚れ周辺の木くずを取り、綺麗にします。
3.浸透性オイル(リボスなどの植物性オイルクリーナーがオススメです)を塗り、ふき取る。3.を何回か繰り返します。
最初は削った部分と他の部分の色ムラが目立ちますが時間が経つと周辺と同じ色に馴染んできますのでご安心ください。
また、上記は オイル塗装仕上げの場合です。
ウレタン塗装仕上げですと扉表面に膜が張ってありますので上記方法ですと仕上がりが異ってしまうますのでご注意ください。
②窓・サッシの調整。うまく動かないときに行うこと
ここでは「引き違いガラス障子」の調整方法についてご説明いたします。
鍵が上手く締められない、網戸の建付けが悪くストレス・・・等、日々の生活であるあるかと思います。
そんなときにドア調整同様、プラスドライバー1本があれば調整可能ですのでぜひお試しください^^
まず初めに、サッシ調整ご説明の前にサッシの部品にも名前がありますので、ご紹介いたします!
実際にわたしたち建築に携わるひとが現場で使っている言葉になりますので、何かありましたらこちらの名称でご相談いただけるとスムーズかもしれません。
あだ名のように上記以外にもひとによってはその他に別の呼び名もありますのでご了承くださいませ・・・!
サッシの調整について
【鍵がなかなか閉まらないとき】
クレセントとクレセント受けの緑〇部分をドライバーでゆるめて上下・左右位置を調整します。
錠が噛み合うことが確認できましたら最後はしっかりと締めるようにしてください。
【障子がうまく動かないとき】
緑〇部分:上下調整
をドライバーを時計回り・反時計回りで調整をします。
まとめ
いかがでしょうか。
自分でメンテナンスする事で、少~~~~しお家への愛着が更に沸いてくるのではないでしょうか^^
ただし、やりすぎはご注意ですので、これは直らないな・・・と思ったら相談いただければと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!