こんにちは!施工管理の橋爪です。
いよいよ気温が高くなってまいりましたね!
私は四季の中で夏が一番好きな季節です。暑くて汗をかくのに、やる気が満ちてきて気分が上がります!
さて、今回は職人さんインタビュー第3弾!!
今回も夢工房の職人さんのおひとり、斎藤さんについてご紹介いたします。
第一弾、第二弾は大工さんでしたが、本日ご紹介するのは左官屋さんです!
左官屋さんと言いつつ、なんでもこなせる職人さん。
今回も最後までお読みいただけますと嬉しいです♪
目次
おしゃべり好きな齋藤さん
齋藤さんはとても優しいおしゃべり好きな職人さん。
会う度にたくさんの色々なお話を聞かせてくださるので、入社後すぐに打ち解けることができました。
しかし、齋藤さんの経歴は今まで聞いたことがなかったので、
柴田大工に続き、様々な質問をさせていただきました。
上京して左官職人の見習い、そして柴田大工との出会い
新潟県糸魚川市出身の齋藤さん。
齋藤さんは現在74歳!
高校卒業前に、田舎にいたくないと、当時の三千円を握りしめ18歳の時に一人で上京。
バスの運転手さんになるのが夢だったそうですが、当てがなく、電柱に書いてあった左官屋さんに電話をして、住み込みで弟子入りをしたのだそうです。
一般の住宅から、横浜の三渓園や東京の浜離宮恩賜庭園、神社仏閣の補修などを主に工事をしていたとのこと。
今の天皇陛下が皇太子の時、学習院で馬の世話をしている姿を見ながら左官工事をしていたこともあるのだとか!
24歳で一人前になり独立をして仕事をしておりましたが、住宅の外壁がサイディング張りになったり、土壁仕上げではなくクロスになったりと、左官のお仕事が段々と減っていってしまいました。
柴田大工が働いていた松下電工さんの子会社(設備の会社)の社長が元々齋藤さんのお知り合いで、左官のお仕事が減ってからはそこに入社し、この時に柴田大工と知り合ったそうです。齋藤さんと柴田大工はもう30年来の仲なんです♪
なんでも屋さんと言われるほどの頼れる齋藤さん
設備会社の後に入った工務店にいるときに弊社代表の髙野が独立をし、齋藤さんと柴田大工に声をかけ、当時はお二人を含め三人の職人さんで工事をしていたようです。
そのため齋藤さんは、左官工事・設備工事はもちろん、大工工事の石膏ボード貼りも行っておりました。
また、左官工事から派生して、外構工事もお手の物♪
周りの職人さんからは「齋藤さんはなんでもできる、なんでも屋さんだな~!」と、とても頼りにされております。
「約束事は守る、綺麗な仕事をする」
齋藤さんが仕事をする上で大切にしていること、それは「仕事に対しての約束事は守る、人に迷惑をかけないように、綺麗に仕事をする」。
上記の写真は、弊社で新築を建てた際に、玄関ポーチを齋藤さんにモルタル仕上げで階段を作って頂いた時の写真です。
段鼻の部分はまさに職人技!モルタルだけでこの段を作ることができるのです。
こちらは別の新築現場ですが、ブロックの階段や塀がきれいにモルタルで仕上がっております。
塀の上部に笠木がついておりますが、これもモルタルだけで形が形成されております。
どの現場も隅まできれいに仕上がっていて、長年大切にしていることが良く分かりますね。
一番好きな仕事は、やはり若いころからやっていた左官だそうです。
まとめ
今回は、大工さんではなく、左官屋さんの齋藤さんについて紹介させていただきました。
齋藤さんは色々な知恵やご自分の周りで起きた出来事をたくさん話してくださいます。
ちなみに趣味はガーデニングだそうで、昔植えたあんずが、木は生えているが何十年経っても実がならないそう…笑
近くに植えたビックリグミは順調に育っているそうなので、実がなったらお裾分けしていただこうと思います♪
工事現場で齋藤さんにお会いした際は、ぜひお声がけしてみてください。
また、夢工房の素敵な職人さんを紹介させていただく予定ですので、お楽しみに♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!