こんにちは!初めまして施工管理を担当しております滝沢です。
これから記事を書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
本日取り上げますテーマは、「無垢フローリング」。
風合いや見た目、強度など様々選ぶ観点がありますが、今回は「幅」という観点からフローリングを見ていきたいと思います。
幅による特徴を施工事例交えながら紹介していきたいと思います!
目次
フローリングの幅が異なると何が違ってくるの?
フローリングの幅が異なってくると主に下記の3つが違ってきます。
①コスト
②フローリングの動き
③木目や木柄の見え方
それでは1つずつ見ていきたいと思います!
①幅によってどれくらいコストは変わるの?
フローリングは一本の丸太から切り出してつくるため、幅の広い方が切り出せる量が少なく、価格が高い傾向にあります。夢工房では、90~120mmの幅を取り入れるお客様が多いため、同種のフローリングによる幅の差をコスト面から比べてみました。
左:オーク ラスティックユニ クリアオイル塗装 幅90mm 8,200円/束(送料別)
右:オーク ラスティックユニ クリアオイル塗装 幅120mm 10,600円/束(送料別)
このように比較した際幅だけで大きな金額の差はあまりありません。ここに幅が狭かったり、お部屋の形が複雑だと施工する貼り手間も増えるため金額に差がついていきます。
ご参考までに、同じ種類(ここではオーク ラスティックユニ クリアオイル塗装)を30㎡貼る材料費と施工費を計算してみます。※部屋の形は長方形とします。お部屋の形によっては金額が前後する可能性がございます。
幅90mmの場合:材料費155,800円 施工費108,000円
幅120mmの場合:材料費222,600円 施工費108,000円
結果として、66,800円の差がついてきます。(※2022年4月現在の価格)
②フローリングの動きって何?
無垢のフローリングには空気が乾燥すると水分を放出して収縮し、湿気が多いと水分を吸収し膨張する性質があります。
このため冬は隙間が大きく、夏は隙間が小さくなります。
また、この動きは、長手方向より短手方向の方が大きくなります。
メリットとしては、膨張収縮を繰り返すことで一年中快適に過ごすことができるのですが、デメリットとしてゴミが隙間につまりやすいなどがあります。
またフローリングの幅が広い方がこの動きが大きくなると言われています。
③床の木目や木柄の見え方
幅の違いにより無垢材が持つ木目や木柄、色ムラ等の見た目の印象が変わります。
ここでは夢工房で過去に施工した事例をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
お客様の好みなので、どれが良くて悪いということではないですが、どれも表情が違って見えて無垢のいいところだなあと思います(笑)
まとめ。無垢フローリングには木材の種類、グレード、幅などたくさんの種類があります!
いかがでしたでしょうか?
一口に無垢フローリングといっても、木材の種類、グレード、幅などたくさんの種類があります。
今回は「幅」という観点からフローリングを見ていきましたが、他にも肌触りや強度など様々な要素があります。
夢工房のショールームでは7種類のフローリングを実際に貼っており、体感していただくことができます。
住まいづくりに無垢フローリングを使いたい!けど、何にこだわればよいか分からないといった方には、実物に触れていただくことで、ご自身の好みを見つけられるかもしれません。
ぜひ実物に触れて無垢の良さを味わっていただければと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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