皆さまこんにちは!
不動産担当の和泉です。今年も気づけば師走、年の瀬ですね。時の流れの早さに驚きつつも、おでんの美味しい季節がやってきたことは嬉しい気持ちです。
さて、今回は街歩き記事、第3弾「みなとみらい編」です。
横浜港周辺は歴史を感じる建造物やショッピングモール、開放感のある公園など、お散歩にもおすすめの街。
今回は観光スポットとしても有名な「みなとみらい」をご紹介いたします。よろしくお願いいたします!
目次
みなとみらいって実は誕生から30年あまりの地区なのです!
みなとみらい(神奈川県横浜市の西区と中区にまたがるエリア)は、横浜港に面した地域で、JR根岸線「桜木町駅」や、みなとみらい線「みなとみらい駅」が主な駅になります。
みなとみらいの正式名称は「みなとみらい21」。1965年に当時の飛鳥田一雄市長によって打ち出された「横浜市六大事業」のひとつとして事業計画の話が持ち上がり、1979年に基本構想が発表され、1983年に開発事業が着工となり、現在に至ります。
もともと、横浜は高度経済成長期に急速に都市化した横浜駅周辺と開港以来の都心である関内・伊勢佐木町周辺に都心が二分された状態だったようで、2つの街の一体化と新たな拠点を生み出し、就業環境も整え、東京への業務機能の流出を防ぐことで、個性ある自立都市を目指したそうです。※①・②
ちなみに、横浜市六大事業の中のひとつに夢工房の事務所がある港北ニュータウンの開発事業も含まれます!
1965年に事業計画が打ち出されていますが、1990年代以降にパシフィコ横浜や横浜ランドマークタワー、コスモワールドやワールドポーターズが開業し、横浜赤レンガパークが整備されるので、現在のイメージするみなとみらいが出来上がってからはまだ30年ほどしか経っていないのです…!
やっぱりここかな、「赤レンガ倉庫」
みなとみらいといえば…やはり赤レンガ倉庫でしょうか。
赤レンガ倉庫は1号館と2号館に分かれていますが、1号館はイベントのためのホールや物品販売がメインなので、わいわい楽しむのは2号館かなと思います。
2号館ではオーストラリア発のパンケーキが有名な「bills」や不定期にアーティストのライブ演奏を聴きながら食事が出来る「Motion Blue Yokohama」などお洒落なお店がありますが、個人的には1階のフードコートにある「横濱たちばな亭」のオムライスがライブ感(作っているところが見られます!)があって、美味しくておすすめです◎
また、横浜はアイスクリーム発祥の地ともいわれているのですが、「YOKOHAMA BASHAMICHI ICE」では、当時の味を再現したアイスクリームも楽しめます。※③
赤レンガ倉庫ではイベントもたくさん!
赤レンガ倉庫前の広場では季節に合わせたイベントを開催しており、中でも秋のオクトーバーフェスト(ドイツのビール祭り)やクリスマスマーケット、夏に開催されるフェスなどが有名です。
特にオクトーバーフェストでは、乾杯の歌『Ein Prosit (アイン・プロージット)』をマスターしていくと、より楽しめると思います!Youtubeで検索すると曲が出てきますので、ぜひご覧になってみてください。
「象の鼻パーク」でのんびりわたし時間
赤レンガ倉庫のお隣にある象の鼻地区(象の鼻テラス・パークの周辺の総称)は、横浜市・開港150周年事業として、2009年に開館しました。
現在、象の鼻パークと呼ばれている場所は、1854年にペリーが2度目の来日で上陸した場所らしく、設計時のコンセプトは、「みなと横浜の原点を可視化する」だそうです。※④
「なぜ名前が象の鼻?どこから「象」が来たのだろう?」と思って調べてみたところ、大さん橋国際客船ターミナルの付け根から赤レンガ倉庫方面へ延びる防波堤の形が、上から見ると象の鼻に似ているそうです。※⑤
日曜日にマルシェが開催!「ZOU-SUN-MARCHE」がおすすめ!
象の鼻地区では、様々なイベントが開催されていますが、中でもおすすめなのは「つながるマルシェ」をコンセプトに2015年から開始した日曜マルシェです。
多種多様な地元のお店が出展されており、食べ物だけでなく、ワークショップやライブも行っているのですが、土日の赤レンガ倉庫ほど混雑しておらず、どちらかというと、ゆったりとした雰囲気が流れているので、マルシェで購入したものを食べながらゆっくりくつろぎたいファミリーにおすすめ。
イベント開催日や出店予定の店舗情報などは象の鼻公式HPで都度確認くださいませ。
国重要文化財!「ドッグヤードガーデン」で歴史を感じよう!
ランドマークタワーの一角にあるドッグヤードガーデン(旧横浜船渠第2号ドック)、ここに国の重要文化財にも指定されている造船所跡があります。
イギリス人技師のパーマーさんの提言に基づき、明治29年に建設した船舶補修用のドック(船を建造または修理するために構築された施設のこと)だそうです。※⑥
工法はブラフ積みと言われる西洋の石積み技術が使用されていて、約17,000個の石が使われているようですが、1人の石工が1日に積める石は7~8個が限度らしく…どれだけの人が時間と労力をかけてこれを作ったのだろうと思いを馳せてじっくり眺めてみるのもおすすめ◎
今はプロジェクションマッピングや音楽などのイベント広場として活用されていることもあるので、イベントに合わせて訪れてみるのも良いですね。
まとめ:目指せ10,000歩越え!歴史的建造物を楽しみながらお散歩におすすめ!
みなとみらい編いかがでしたでしょうか。
今回は有名なコスモワールドやその他ショッピングモールのご紹介は割愛して、筆者おすすめのみなとみらいスポットを厳選してご紹介させて頂きました。今回はかなりラフな記事となっておりますので、気軽に楽しんでいただけたら嬉しく思います。
(ちなみに、ショッピングモールでお買い物や食事を楽しみたいという方には、MARK IS みなとみらい、MARINE & WALK YOKOHAMA、コレットマーレなどがあります。写真映えするスポットがあったり映画館が入っていたり、いろんなものが揃っているのでおススメです)
今回ご紹介スポットをお散歩コースとして周るなら、JR根岸線「桜木町駅」で下車し、ドッグヤードガーデン→汽車道を通り赤レンガ倉庫→象の鼻パーク→クルーズに乗って締めくくるのはいかがでしょうか?
ちなみに、この日のわたしが歩いた数ですが、スマホアプリの計測で合計11,280歩でした。
日頃の運動不足を解消するにもとてもちょうどよいお散歩距離だと思います。
ぜひお休みの日にみなとみらいをお散歩してみてください。ありがとうございました!
おまけ
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【参考文献】
※①一般社団法人横浜みなとみらい21 事業構想・都市部強化事業
※②横浜市 HPみなとみらい21地区 事業概要
※③赤レンガ倉庫 HP
※④象の鼻について HP
※⑤ヨコハマ経済新聞
※⑥日本の近代遺産50選