皆さまこんにちは!不動産担当の和泉です。
少しずつ涼しくなってきましたね…。
この夏私は1リットル入る水筒を購入したのですが、午前中にはほぼほぼ無くなってしまっていました…。
暦の上では秋ですがまだまだ暑かったり、急に肌寒くなったり季節の変わり目ですので、十分からだにお気をつけてお過ごしくださいませ。
さて、今回は不動産を購入する際の「内見で見るべきポイント」のご案内です。
よろしくお願いいたします!
目次
物件探しは内見が重要!どこを見るといい?
購入したい物件の候補を幾つかに絞って、いざ現地へ足を運び内見!
というとき、どこに気をつけて見ておくとよいでしょうか。
とくに物件をはじめて購入する方の場合「内見のチェックポイントや全体の流れを掴んでおきたい!」と感じている方も多いと思います。
居住中の売主様や売主様側の仲介ご担当者様とお話しできる機会も時にございますので、近隣の雰囲気や住み心地について事前にお伺いできるチャンスでもあります。
限られた見学の時間内でしっかり見たり聞いたりしていただき、「いざ住んでみたら・・・」ということがないよう、マイホーム選びの優先順位は明確にしておきたいですよね。
さらにリフォーム・リノベーションを行う場合は、現状の汚れや設備の古さなどはあまり気にせず、どういったデザインにしようか、どんな改修工事ができる・できないのか、具体的にイメージできる瞬間でもありますので参考にしていただければ幸いです!
内見ってどういう雰囲気なの?所要時間は?おすすめの日時は?
内見の所要時間は物件によって様々ですが、人気物件で前後に他のお客様が内見している場合は30分ほど、空き家物件で内見時間にも余裕がある場合は雑談を含めつつ、30分~1時間ほどかけてゆっくり見学することが多いです。
①居住中物件
売主様が居住中の物件は基本的に売主様同席での内見となります。
自らご案内して下さる売主様もいらっしゃいますが、大半は売主様側の仲介ご担当者様が販売図面をもとに説明して下さいます。
居住中物件の場合はどのように暮らしているのか、家具・家電も置いてあるので、実際に住み始めた際のイメージが付きやすいのが特徴です。
売主様もいらっしゃるので、周辺環境や近隣の方、理事会などの役員回りについてなど、質問事項をまとめておくとスムーズです(内見中売主様は席を外していらっしゃって、仲介の方だけがご案内することもあります)。
内見の際は売主様と予定を合わせる必要があるので、基本的に土日になることが多く、急な内見希望には対応頂けないこともあるので注意が必要です。
②空き家物件
空き家物件の場合は売主様の仲介担当者は同席しないことが多く(残地物が多く残っている場合は同席のこともございます)、販売図面やマンションの場合は重要事項調査報告書※をもとに買主様側の仲介担当者と一緒に内見します。
売主様や売主様側の仲介担当者に確認しないとお答えできない事柄もあるのですが、細部まで確認が出来る点や本音で話せるのが特徴です。
※重要事項調査報告書
マンションの管理会社が発行している書類で、管理費・修繕積立金の収支状況や改定予定の有無・大規模修繕工事などの工事履歴・耐震診断の有無などが記載されています。
ご購入を検討しているマンションの重要事項調査報告書は必ず確認するようにしましょう!(売主様側の仲介ご担当者様経由で確認できます)
内見は土曜日の午前中がおすすめ!
個人的には内見は土曜日の午前中がおすすめです!
理由は下記の通りなのですが、お仕事やお子様の習い事の関係で難しい場合も多いので、あくまでもご参考までに…。
もしご都合を調整出来る場合は土曜日の午前中も候補になさってみてくださいね。
1.一番のりで内見が出来る可能性が高い(土日に内見を受け付けている売主様の場合)
2.晴れていれば日当たりも確認できる
3.管理人さんが在籍していることが多い
1.の「一番のりで内見が出来る可能性が高い」では、人気物件で土日に内見が集中している場合は買付の順番は関係ないこともございますが、仮に1番初めに内見した方から買付申込書が提出されている場合、多少なりとも焦ってしまうので、1番先に見ておくと検討する時間が少しだけ持てるのが良いなと思っております。
ここを見てみよう!内見時のおすすめチェックポイント!
内見をする際の個人的なチェックポイントをまとめてみました。
特に居住中物件の場合は細かいところまで見る時間がないこともあるので、出来る範囲で確認してみてください。
①お部屋の電気は一度消してみましょう!
空き家物件の場合はそもそも電気が止められている場合も多いのですが、居住中物件の場合は本当の日当たりを確認するためにも、一度電気は全て消して頂くのをおすすめします。
「思ったよりも明るい!」「思ったよりも暗い…」「こんなものかな。許容範囲!」など感想はさまざま。
同じ方角の向きだったとしても、階数によって明るさは異なりますので確認してみてくださいね。
②風通しを確認しましょう!
対角線の窓を開けてどのくらい風が通るのか確認してみましょう!
風通しの良し悪しで室内の結露やカビの生えやすさも変わって参りますので、お天気が良ければ窓は開けて風通しを確認してみてください。
気持ちの良い風が入るおうちだと嬉しいですよね・・・。
③窓枠の状態はどうですか?
以前の使われ具合や窓際に家具を配置していて籠りやすい、、などの住まい方によっても変わって参りますので、一概には言えませんが、窓枠にカビが生えている場合は結露が発生しやすいおうちなのかもしれません。
カビが生えているから購入候補から外す!ということではなく、結露が発生しやすいお部屋ならインナーサッシの取り付けを検討する、漆喰や珪藻土などの塗り壁を検討するなど事前に確認しておけば対策を考えることができます。
窓枠以外にもクローゼットや押し入れの内部、天井の四隅など要チェックです。
④水回りの位置とパイプスペース
戸建ての場合は水まわりの位置移動の制約が少ないのですが、マンションの場合はPS(パイプスペース)に接続しなければならないので、位置移動に制約が出てきます。
図面にPSの位置が書いてある場合は良いのですが、記載がない場合は現地で場所を確認してみましょう。
位置移動をする際に床を上げる必要がある場合は天井の高さも要チェックです。
⑤管理人さんに話しかけてみよう!
土日の場合は管理人さんがご不在の場合もございますが、もしいらっしゃるなら話かけてみると色々とマンションの活きた情報を教えて下さるかもしれません。
私はよく「どんな方が住んでいらっしゃいますか?子育て世代の方が多いですか?」「ゴミ捨て場はどこですか?」「専用駐車場の空きはありますか?」と聞いてみたりしています。
既に知っている情報でも良いので、話かけてみてどんな方なのか、どんなマンションなのか情報収集してみましょう。
⑥掲示板はチェック!
マンションの場合は入口付近に掲示板があるかと思います。
マンション内の注意書き(騒音や近隣トラブルなど)や理事会での決議事項、稀に不審者情報が掲示されていることもございます。
エレベーター内に掲示してあることもあるので、内容は要チェックです。
⑦もちろん周辺環境などもしっかり確認しておきましょう
これら以外にも、もちろん基本的なチェックポイントも大切です。
道路に面していた場合の車の騒音はどうか、夜道の街灯はどうか、スーパー、公園、学校、病院などのライフラインが充実しているか、エントランスなどの共用部分の管理が行き届いているかどうかなど、リノベーションをする・しないに関わらず、不動産物件の基本的な見方もしっかりできるといいですね。
まとめ!内見は情報収集だ!
内見のチェックポイント、いかがでしたでしょうか。
記載したポイント以外にも、戸建ての場合は境界杭を確認したり、物件によってもチェックポイントは変わって参りますが、少しでも参考になれば嬉しく思います。
不動産の販売図面で事前に概要をつかみ、内見で実際の様子を確かめてみてくださいね。
以前、販売図面の見方についても記事を掲載しておりますので、宜しければご参照ください。
内見回数はお客様によって様々ですが、ご縁のあるおうちは本当にスムーズに話が進んでいきます(これにはわたしも毎回驚いております…)。
皆さまとご縁あるおうちを一緒に探していきたいと思いますので、少しでもワンストップリノベーションに興味がございましたら無料相談会にもお気軽にご参加くださいね(完全予約制で承っております)。
それでは、皆さまからのお問い合わせをお待ちしております。ありがとうございました!
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