こんにちは。すみです。
本日はわたくしが担当させていただいております、金沢区S様邸のマンションリフォーム・リノベーションが完工いたしましたので、写真と共にこだわりポイントをご紹介させていただきます。
この度はリビングダイニングをメインにリノベーションさせていただきました。
とても明るく気持ちの良い空間に生まれ変わり、内装にも素敵なポイントが盛りだくさんでございます!
前回は工事編の様子もお届けしておりますので、そちらも併せてご覧くださいませ!
目次
自然素材×躯体現しのリビング・ダイニング
早速ですが、一番メインのお部屋にあたるリビング・ダイニングをご紹介いたします!
2部屋+ダイニングキッチンだった空間を、約24帖1室の広々としたリビング・ダイニング空間にリノベーションしました。
床はオークの無垢材、壁は珪藻土、そして天井が躯体現しで、それぞれの素材が見事に調和して、かっこいい空間になりました。
今回の目玉はやはり天井の躯体現し。
昔の黄色いクロスパテなど少し粗さが残っていて建物自体の時間の歩みも感じますね。。。!
こういった年月の経ったものと新しいものを美しく共存させることができるのもリノベーションの良さのひとつです。
天井を躯体現しにする場合は、照明などの電気配線のために鉄管を使用することがあります。
(通常は天井裏の空間にて配線処理をしているので見えていないことがほとんどです。)
シルバーの鉄管と黒色で統一した照明器具が天井躯体現しとマッチしていて、とってもお洒落です!
「躯体現しだとお部屋が寒くなるのでは?」という声もたまにいただくのですが、マンションの場合、最上階でなければ外部に直接面しているわけではないのでそこまで心配しなくても大丈夫かと思います!
さらにはこの度は床と壁に自然素材を使っておりますので、素材たちが呼吸をして室内を快適に保ってくれて、躯体現しと一緒に使っていただくとバランスがとれるのではないかと思います♪
造作洗面台&トイレもこだわりの素敵空間へ
次に洗面脱衣室に入っていくと洗面台、トイレ、バスルームが隣接しています。
こちらはタモ集成材の造作洗面台をメインに、カラーコーディネートも素敵な空間となっております。
造作洗面台にはTOTOさんのSKシンクを採用しました。
こちらは雑誌などでもお洒落なお宅によく使われていますよね。
とても大きくて、深さもあるので、漬け置きやお子様の外遊びで汚れた衣類などもじゃぶじゃぶ洗えます。
水栓はホースが伸びるタイプですので、大きなシンクでもお掃除しやすいように工夫しております。
タイルは淡いブルー。1枚1枚それぞれ濃淡があり、少ない量でも空間を素敵に彩ってくれます♪
ちなみに洗面台周りのスイッチにも注目です!
ジンボのNKシリーズの白&グレーを使用しました。
スタイリッシュでお洒落度が一気に増しますよね~。
今回は左右で色を変えたところもポイントです。
洗面台に立った時の景色が最高にかわいいです。すきです。
そしてトイレは壁の上下でクロスを2色使い分けました。また雰囲気も変わり、落ち着く空間ですよね。
背面の壁だけアクセントクロスにするというのはよく見られるのですが、上下で色を分けるというのはあまりないので、とても新鮮でオリジナリティを感じられます。
狭くなりがちなトイレですが、タンクレスに交換したことによって、空間が広く感じられるようにもなっています。
アクセントクロスや黒板&マグネット塗装など随所に遊び心も
今回は空間ごとに少し違った雰囲気や遊び心がたくさんちりばめられていて、とってもわくわくします。
キッチンに立った時の左手に見える壁一面は、奥様のお好きな「スヌーピー柄のクロス」でアクセントにしました。
キャラクターものであっても、白×黒のモノトーンベースですので、躯体現しなどのかっこいい雰囲気ともしっかりマッチしていました。
鉄管も走っていますがそれも見事によいアクセントとなりました!
また、キッチン後ろの幅40cm程の壁面は「黒板&マグネット塗装」を施しました。
黒板は今晩のメニューを書いたり、お子様のお絵描きに使ったりと使い道を妄想してにやにやしてしまいます。
またマグネットも付く塗料ですので、お子様の学校で貰ったプリントや作品などを貼っておくことも可能です。
キッチンにあると何かと便利かなと思います。
また約2.5帖の広々としたWICは、ストライプ柄のクロス&床は古材風のフロアタイルにしました。
古着屋さんのような雰囲気でお洋服を選ぶのも楽しそうですね。
ベランダから近い位置にあるので、干し終わった洗濯物を取り込んで→WICへ直行、と家事同線もばっちりです♪
ハンガーパイプを上下2段にしましたので収納力も抜群ですし、下の段であれば、お子様に自分のお洋服を自分で片づけるという習慣も教えられそうです。
どのお部屋にも、心が躍る工夫がたっぷりございまして、本当にわくわくいたします!
家で過ごす時間が増えた今だからこそ、「わくわく」や「ときめき」を大切にする気お持ちははとても大事だなと痛感します。
(しっかり使いやすさも考慮してご提案させていただきます!お任せください!)
お家の顔となる玄関も魅力たっぷり!
前回の工事編で少し触れた玄関も、ようやく全貌をお見せできます。。。!
どどーーーん!!
こちらは木目×ブラックと少し真鍮という仕上がりです。
まず玄関に入って最初に飛び込んでくるのが一面の有孔ボード。
こちらの有効ボードは「OSBボード」という素材を使い、少し粗くてかっこいいイメージに仕上げました。
OSBボードとは・・・薄くて細かい木材を色んな方向で配置して高温圧縮したボード。
※薄くて細かい木材の活用という観点でも環境にやさしい素材といえます。
有孔ボードは玄関や土間にはとても使い勝手の良い商材かと思います。
帽子や鍵を置いたり、今の時代はエコバックも必需品になりましたので、こちらにかけたりしても良いかなと思います。
目立つ場所なので、ディスプレイを楽しむのもよさそうですね。使い方は無限大です!
そして玄関入って右手にはオープンな可動棚を設けておりますので、靴の収納がたっぷりできます。
ハンガーポールもありますので、濡れた傘やレインコートなどを一時的にかけることができます。
全て可動式になっており、生活や家族構成の変化にも対応しやすいところも魅力のひとつです。
こちらはオークの集成材とブラックの金物をチョイスし、OSBボードの雰囲気とリンクさせました。
玄関框の形も一工夫。可動棚(右側)の使いやすさを考慮して、一部を斜めにしました。
わざわざ靴に履き替えなくても、玄関入口側の靴などを出し入れできるよう工夫しております。
また、可動棚の真下の床はあえてフロアタイルを採用。
靴の汚れや雨が落ちてしまう可能性もあるのでお手入れのしやすさを重視しつつも、マットなブラックで、統一感を出しました。
少し写真ではわかりにくいかもしれませんが、無垢のフローリングとフロアタイルの間には「真鍮の床見切り」を使っておりいいアクセントになっています。いま、真鍮、人気でございます!!
こちらも経年変化で味わい深くなる素材のひとつなので、無垢フローリングと一緒に使っていただくと、表情の変化を楽しめると思います!
まとめ
ご紹介したい箇所がたくさんあり、つい熱く・長くなってしまい失礼いたしました。。。!
約2ヵ月でこんなにも生まれ変わることができます。とても楽しい時間でした。
それはもちろんお客様や職人さん、弊社スタッフとの連携・ご協力あってこそのことです。感謝感謝でございます。。。!
リフォーム・リノベーションをお考えの方の少しでも参考になりましたら幸いです。
どんな些細なことでもお気軽にご相談いただけたらと思います。
嬉しい出会いを楽しみにお待ち申し上げております。
それでは最後までご覧くださりありがとうございました!
すみ
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